ゲームの神様。

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先週TGSが開幕した19日、任天堂前社長の山内溥氏の訃報に衝撃を受けました。 ファミコンがなかったら、今の自分はこんなにゲーム馬鹿でいなかっただろうし、まったく違う道を目指していたに違いない、それだけは断言できます。

その訃報は、冗談ではなくゲーム業界の一つの時代が終わったと痛感しています。 任天堂が今も続けていると感じるゲームではなく『娯楽への挑戦』はこれからも続いていくと思いますが、今のゲーム業界の進化の先を観ていると少し不安もあります。

ホコタテブログさんの山内語録を改めて読んでいました。 http://crossing.blog.eonet.jp/blog/yamauchi.html

この言葉の中で自分に残るものをしっかり刻み込んでいきたいと思います。

TGSが過去最大の入場者数を記録した、という発表もありました。 ですが、この数字はあまり指標として正しいものだとは思っていません。 これは個人的な意見ですし、調べてもいませんが一般日の入場者数、あれはその後に行われたアイマスライブの入場者も重複してカウントさせていたのでは、と疑ってしまうくらい盛り上がりを感じませんでした。

そして何よりもビジネスディの入場者数の減り方。 過去12年ほどビジネスディに行っていたものの、今年は諸事情で行かなかったのですが昨年以上の閑散とした会場の映像を観て拡大するフェーズを過ぎたのでは、と思っています。

ここ数年のTGSは顕著でしたが、ゲームを試遊することは二の次でトークショーなどのイベントが増えていき、そもそもゲームを触るのに一本一時間待ちなどのものと待たずに遊べるものの二極化が進みすぎていました。

また、TGSに行くほどのコアユーザー以外への請求力が落ちすぎている。 それもPS4、Xbox ONEという次世代機が発表されているのに。 これからもゲームを好きなままであるからこそ今求められているものをもっと考えていかないとダメなのでは、と思ってしまいます。

最近あまり書いていなかったこともあり、発表等一旦控えてしまいましたが、久々にアプリを出す予定です。 それについても今後少しずつ書いていきます。