おおかみこどもの雨と雪
作品の随所にある余韻を味わう。
それが本作の要の部分。
そして誰に感情移入するかで見方が大きく変わる。
静かに、楽しく、時に切なく進む物語。
じわじわと心に染み入る作品で、エンドロールもその余韻に浸れる良作。
その演出は実写で出来ないこと、実写で表現していることを凌駕した傑作だと思います。
さぁ、原作を読んで誰に感情移入しながら観直そうかな、と思う日々。
自分の家族ってどうなるだろう?そんな風に考えながら日々選択。
とても静かな作品ですが、多くの方に体験してもらってそれぞれの選択を考えてもらいたい作品です。
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