2010年1月14日

torneは面白い試み

素直な感想としては「ゲーム機の見方をどんどん変えていく時期に来たんだろうなぁ」と思います。
なんだよPSXじゃん、と言っている人もいるけれどそれとはちょっと視点が違う気がする。

ゲーム機はゲームをするためのものであり、それ以外には手を出させないというのが一昔前までの主流だと思っていました。
が、それはできることが広がった中で古い考えである、ということを痛感しています。

いまやゲーム機は何でも出来る機械への進化をしようとしている、そしてそれが正しい進化、そう思います。
おもちゃはおもちゃ、というスタンスの任天堂ですらDSにワンセグチューナーなど機能は追加されてきているのでハードの使用用途を広げるのは当然の流れでしょう。
ソフトが売れないとゲーム機としての存在意義は失われてしまうからバランスは大変ですが。

だからPS3でtorneが発表されたのもソニーという会社の中で地デジエントリーモデルにしてみよう、と考えたのであればそれはとても正しい。

「ソフトがなければただの箱」というのも、これからは「使わなければただの箱」と言い換えた方がよいのかもしれません。
ゲーム機=デジタル家電、と等式が成り立つ世界が近づいているんだと思います。
それはPS2発表時の未来予想図と似ているのかも。
あと、時代を先取りすぎたドリキャスのネットワーク実装とか。
ただ、あの頃の話とどこまで一緒になれるかは未知数。
それはバッテリーのもちだったり様々な要因がまだ残っているからですが、もっと面白い世界に足を踏み入れるチャンスが近づいているのだと思います。

さて、torne本体の話に戻しますと外付けHDDを許可しているところが面白い。
東芝REGZAが標準化しようとしている方式がじわりと広がった結果だと思います。
それは単純にPS3のHDD容量だけではすぐに足りなくなる可能性が高いから手軽に追加できるようにこういう手段を加えたのだと考えています。
便利なのはPS3のゲームをしながら録画できるのは惹かれますね。
PS2の場合は無理、というのはエミュレートしている部分でリソースが足りなくなるのかなと思いますがそもそも現在PS2起動するPS3は売ってないのでそこまで大きな問題にはならないんでしょうね。
PS2エミュレートがしっかりしてくれたらPS2もしまえるんですが・・・ま、その話はここでは置いといて。

PSPへのムーブもお手軽なのは素晴らしいことです。
これが自分の手持ちのウォークマンNW-A847とかにまで拡張されたら最高なんですが。
ただ、直近でテレビ買った人は当然地デジ対応なわけでどこまでチューナーが必要な人がいるのかというのは気になる。
でもそれは、別に地デジ対応でもPS3で録画をしてみたい、という人がいれば使用者は増えるのでどういう循環になるか見ていきたいと思います。

難しいのは何でも一元化すると便利な反面、壊れたときのダメージが。
最近だと自分は手持ちで携帯、ウォークマン、iPod touch、VAIO Xとかごちゃっと持ち歩く状態なのですが、逆にどれか欠けてもまだ大丈夫、という状態にできるんですよね。
もしも一つで音楽、電話、定期、全部使えちゃいます!となるのも便利ですが怖くて保険をかけると荷物は増える、そんな生活。
どこまで許容するかは個人によるところが大きいので、その機能を便利につかいこなせる場所が広がればもっと面白くなるんじゃないかと思います。

後はテレビにとっても「面白い番組」が増えなければ利用価値はないですが。
そこまでして見たい番組がそこまでないというのがきっと今の問題だと思う。
テレビがこれをチャンスと奮起できるか、それともこのまま沈むだけか。

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