2010年8月25日

今敏監督、ありがとうございました。

パーフェクトブルーを観たのは公開当時なのでもう12年前。
あの頃はまだ学生でした・・・あの雰囲気が凄く好きで、それからずっと新作が出るたびに楽しみにしていました。

夢みる機械を心待ちにしている中での訃報。
早すぎる死、というのはこういうことをいうのだと思います。
公式サイトは今もアクセス過多でつながりにくいですが、用意されていた「さようなら」という以下のブログ記事が最初辛すぎて読めませんでした。

http://konstone.s-kon.net/modules/notebook/archives/565

「じゃ、お先に」なんて自分が死を覚悟していても書ける人は稀だと思います。
こういう文章まで用意して、自分の引き際を演出していることも凄い。

この締め方を読んだ時、ほぼ日で連載していた「ガンジーさん」を思い出しました。
中締めでいいんだよね、って思った記憶が残っています。

しかし自分にはとてもじゃないけど真似の出来ないことです。
ただでさえ「あと半年もたないよ」なんて言われたら正常な気持ちでいられる自信なんてありません。

インセプションを観て最初に思い出したのはやはりパプリカ。
アニメで表現する艶やかで混沌とした夢の世界を観ているからこそあまり驚かなかった、ということもあります。

全ての作品をBOXとしてBlu-rayで出し直して欲しいと願ってます・・・。
これからもっと多くの素晴らしい作品を楽しめると普通に思っていたからこそ、この訃報のショックは大きすぎます。

でも、好きな作品があるからこそ、自分もずっと忘れることはありません。
だから、これからも今敏監督の作品をずっと好きでいようと思います。
日本のアニメの宝が一つ失われた事は悲しいけれど、後継者となる人が現れると信じつつ。

願わくば。
夢みる機械が公開までこぎ着けた際には、どんな仕上がりになっていても劇場に足を運びたいと思います。
ブログを会社で読んだ時、涙が溢れそうになって声が掠れてしまいました。
生き抜いた、という力強さを文章の節々から感じて、最後まで自分を演出した監督に心から感謝しています。

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