2007年2月22日

レイトン教授と不思議な街(NDS)

前回のルミナスアークでこっちがすばらしいとばかり書いていましたが、クリアしたので全体通しての感想を。

非常に丁寧なつくりで好印象です。
最近脳トレの亜流が出すぎていて辟易してしまいますが、このくらいストーリーも用意してしっかり遊べる作品を作ってくれるようにメーカーは努力してほしいです。

謎の数は1●●+Wi-Fi配信という感じで少なすぎず多すぎず。
ヒントメダルを集めて、それを使うタイミングを考えながら一問一問じっくりと解いていくのは心地よく、一発で解けた時の爽快感は至福のひと時。

要所要所に流れるムービーの綺麗さも驚きの一言です。
DSでここまでできるんだ、という底力を見せ付けられます。

声優として大泉洋さんと掘北真希さんの起用もなかなかキャラに合っていて素敵です。
とはいえ、ルーク役の堀北真希さんの「僕だって先生の弟子ですからね」という台詞はちょっと微妙。それ以外は問題なし。
レイトン教授役の大泉洋さんは、個人的にどうでしょうファンとして真面目に演技してるのがおかしい・・・し、失礼ですねすみません。
レイトン教授のトーンで「おいパイ食わねえか」とか言わないかなぁとか思ったりしたのですが、多分それはどちらに転んでもつまらないですね。

話が少し脱線しましたが、DSだからこそというメリットはやはり紙とペンがいらない、ということでしょうか。画面の中で落書きをして考えることができたり手軽に考えて試すことができるので苦痛にならない。
物語のゴール(クリア)が設定されているからこそ終わりがあるわけですが十分に楽しめます。

そして発売前日に発表された第二部「レイトン教授と悪魔の箱」との連動も用意されていて2が発売されてからもう一度1を取り出すことのできる楽しみも素敵です。

べた褒め状態ですが、勿体無い点、ちょっとストレスが溜まる点も当然あります。
例えば移動時の選択矢印が小さくて押したつもりが押せていないということがしばしば。
でもここに書くのはこのくらいでしょうか、あとはそこまで気にならない、もしくは我慢できるレベルでしたから。

単純な脳トレはちょっとね・・・という人、「頭の体操」が好きな人にはお勧めの一本です。

(Amazon)レイトン教授と不思議な街(NDS)

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