2007年7月16日

ゼルダの伝説 夢幻の砂時計(NDS)

二週間前にクリアしたのでようやく感想が書けます。
個人的ですがトワイライトプリンセス(以下トワプリ)より凄く満足度が高かったです。
絶妙な難易度、そして適度なプレイ時間。
とはいえ、実際にプレイ時間は表示されないから適当ですけど、トワプリのように普通にクリアするのでも30時間オーバーとかがこの夢幻の砂時計にはなかったことがよかったです。なんでも長けりゃいいってものではない、と改めて思わされました。

ではここからは多少のネタバレも含みますがこれから遊ぶ人にも支障のない範囲で書いていきます。
今回のリンクは泳げません。だけど、ルピーは目一杯持てます。お財布が大きくなるとかそういうことも排除されていて、ルピーも無駄にならないのは初心者に優しい。
(ちなみにトワプリではダンジョンの宝箱でルピーを手に入れたとしても、お財布の上限超えると手に入れられず戻すことになるのです)

発表された時から猫目リンクに期待していましたが、タッチペンのみの操作で本当にゼルダはできるのか?という不安は少なからずありました。
しかし今回の作品を遊ぶと、しっかりゼルダだ。と思えるしタッチペンの操作がかなり馴染む。最初の方ではレバーを操作するときなどは選びにくい、とか書いたのですが最後のほうになると慣れてしまってすいすい操作。
これも慣れなんだなぁ・・・と驚きました。

今回の良い点は、風のタクトと比べて海が冒険してる感じを最大限に発揮しているところです。風のタクトの時は最後のトライフォース集めが苦痛で仕方なかったですが、今回はマップもそこまで広くないので少し動けば島がある&海賊船もやってくる、ということで大砲乱れ撃ちしててもいいくらい楽しい航海です。

DSならでは、という活用はいくつもあるのですがやはりマップに書き込むというのが最も大きい要素でしょう。
メモはすればするほど役に立ちます。途中でいらなくなるものもありますのでその辺りの取捨選択は十分考えながらですが、こう来るか!という感動も多いです。

今回はダンジョンの数もほどよく、そしてゼルダのお約束とも言える「そのダンジョンで困ったらそこで手に入れたアイテムを使う」ということがしっかりと溶け込んでいて初心者にも優しい作りです。
たしかに今回は何度も通うダンジョンが今までとは違う時間制限性だったり、古参ユーザーほど戸惑った部分もあってそういう点で最速ルートを見つけていくのも面白かったです。
ラスボスはそこまでとは違う歯ごたえがあるので回復アイテムをしっかりと用意して落ち着けば倒せますよ。

この物語の後、リンクとテトラ達はどういう旅を続けていくんだろう、それがとても気になって・・・また冒険を楽しみたい、と強く願いたくなる作品です。
ゼルダをやったことのある人はもちろん、そしてゼルダ未プレイ、DSでちょっと歯ごたえのあるゲームを遊びたい人にぜひお勧めしたい一本です。

正直、任天堂の情報開発部の底力見させていただきました。
グラフィックも不満はないし、ゼルダシリーズでもかなり上位に入るくらい好きな作品になりました。

さて、クリアしたところでまだ財宝回収も終わってないしやり込める要素は盛りだくさん。
まだ対戦もやってないし・・・久々にWi-Fiで挑戦してみようかと思っています。

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