2007年12月14日

情熱

ゲーム歴、もう来年で24年です。
この間にゲームショップ店員も経験したり、ゲームは「ユーザー」「小売」「開発」の3方向から見てきました。

その中で、今回のテーマは情熱。

やはり、これだけ長くゲームを遊んでいたりするとどこかで飽きがやってくるのも事実。

その割には、毎年5,60本買ってますが、ちゃんとクリアしているソフトは少ないです。
そもそもクリアが無い、という作品も増えてきましたがそれは置いといて・・・。

GAME Watchのナイツのレビューを見てそうそう!と納得していたのでこのエントリーを書いています。
面白かった作品の続編が出るとなると過剰な期待をしてしまうようになり、そしてその結果によってはがっかりすることもある。
それが怖くなって元からそ知らぬフリをする、そんな処世術を自分も学んでしまいました。

それこそN64時代、ゼルダの伝説 時のオカリナが発売された頃の情熱は凄まじかった。
近所のショップでたまたま未使用のゴールドバージョンのコントローラーが売られていたので「ゼルダ専用」として購入し、ローソンで予約をしていたのですが日付が変わる3分前に入店し、日付変更と同時に予約券を渡して引き取り。
そしてそのまま朝まで寝ずに遊んで学校へ・・・みたいなことをしてました、本当に。

それくらいゼルダに熱狂していたこともあります。
だけど、それが時間の流れと共にムジュラの仮面でちょっとしんどくなり始め、昨年のトワイライトプリンセスではGC版とWii版両方を購入したにも関わらず、未だにWii版はほとんど遊んでいない状態(あ、GC版はクリア済みです)
学生時代のように一本のゲームにどっぷり浸りたいけど時間が取れない、というのが正直な気持ちです。

そんな中で、マリオギャラクシーも期待はしていました。
だけど、過度な期待をしていたら裏切られた時のショックが大きいからなるべく普段どおりに接しよう。
そう決めて、購入も仕事帰りに寄ったくらいです。
だけど、マリオは裏切らなかったですね。マリオ64で3D世界のインパクトを与えられて、それを超えることはなかったけれど、ギャラクシーはもう賞賛することしか出てこないのか!と怒られても構わないくらい、全てが丁寧に作られていました。
それで王道はやはり強い。と感じながら満足し、そしてナイツです。

ナイツも発売から11年。
正式発表直後は狂喜乱舞でしたが、時間が経つにつれて「だ、大丈夫かな・・・」とこれまた控えめになり期待から不安へ。
届いてますがまだ遊んでません。既にTGSで触っているからある程度はわかっているつもり。
後はどこまで楽しめるか。

今、自分の立ち位置が凄く不安定です。
「ユーザー」としてゲームを純粋に遊びたい自分
「店員」としてゲームを売るための分析をしてしまう自分(これは相談受けることが減ったのでウェイト軽いです)
「開発者」としてどういう作品を市場に出したいか、と考える自分
これら3つがごちゃまぜになっているのが現在の自分です。

プロデュースする、という点ではそれなりに評価をいただいているのですが、大きな勝負はしたことがないので本当はどうなんだろう、って思ったりしています。
結局、どっぷり足を踏み入れていないのは「本業としてやっていける自信がない」っていうのが大きいんですけどね。
その辺は来年、色んな形で皆さんにお届けして・・・芽が出たら未来はがらりと変わるかもしれませんが。

色んな人との繋がりを広げて行って、面白いことをやり続けたい。
今はそれだけです。

ゲームに対する情熱もそうですが、来年はもっともっといろんな分野にも情熱を注ごうと思っています。
最終的にやりたいこと、というのが段々明確になってきた気がするので、それに繋がることを色々出来たらいいな、って思ってます。

ということで、いよいよこちらのブログも通常営業です。
ゲームレビューも多々溜まってますし、発売後に書けるお話など、その辺も準備したりしてますので、これからも気の向いた時にご覧くださいませ。

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