2009年11月 3日

サボテンとバントライン

今月は少しだけ観劇を入れてます(これとサボテニング)
今年最後の息抜き・・・というのはMr.Children東京ドームになりましたが、観劇はこの2本で本年はおしまいです。

このサボテンとバントラインなのですが非常におもしろかったです。
今年は素晴らしい作品に沢山出会っていると思いますが、その中でも1,2を争うほどに気に入ってしまいました。

高校時代にああいう卑屈さってあったあった。
多分、この話に強く惹かれる人はそういうところが少なからずあると思う。
「エロ本か死か!」
「優香か死か!」
「優香 or DIE!」
という台詞が続くんですが、その溜め込まれていく「自分の外に対しての不満」をどうやって晴らすか、それともそれが爆発して自分が消えるか、みたいなことを思ったことがあるから凄く共感できました。

ちょこちょこと映画のネタも入ってきていてそれも知ってるのがあってにやりとしたり。
青山円形劇場で福原さんの脚本、演出といえば今年2月に「その夜明け、嘘。」も観ているのですが話の内容的にも「サボテンとバントライン」の方が好きですね。
円形劇場をますます使いこなしてる感じがします。

あと面白い点といえば要潤さんを含めた男性陣6名がトランクス+靴下という出で立ちで現れることでしょうか。
どうしてこうなった、というのはもちろん喧嘩なのですがこの展開もわかりやすくて良かったです。

席が最前列だったこともあり迫力がさらに増した中で楽しめました。
また観たいなぁ、と思う作品の一つです。

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