2009年3月 7日

ジェネラル・ルージュの凱旋とハルフウェイ

本日は映画二本立て、ジェネラル・ルージュの凱旋(初日舞台挨拶付き)+ハルフウェイを観てきました。

ジェネラル・ルージュについては原作も読んでからの鑑賞となりましたが、あの原作を二時間に凝縮することは困難であり、最も伝えたかったテーマを強調して、その他はあまり触れない、という感じになっていました。
そのテーマは重要ですし問題ないのですが、沼田に人間性があることの方がショックだったかなぁ、と。
あれでもコールタールっぽさはあるようで物足りなかったですね・・・。
でも、速水の力強さは全面に出ていてよかったです。さすが堺雅人さん。

舞台挨拶は阿部寛さんが平泉成さんのモノマネをしていたのが一番面白かったです。

そして、ハルフウェイ。
甘酸っぱい、甘酸っぱい。
こんな恋をすることはもうないだろうなぁ・・・と年を重ねていることを実感しながらも、この演出とかが岩井俊二プロデュースらしさが見えていました。
タイトルの意味がわからないまま観に行ったのですが、ラストの方でわかった瞬間に「ああ!」と理解出来てにこりとしてしまいました。
このタイトルの本当の意味を理解したとき、この作品の奥深さをもの凄く味わうことができる。
この深さは本当に凄いですね・・・。
甘酸っぱい気持ちに戻りたい時、手元にあったら嬉しい一本でしょうね。

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